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「べにふうき」の歴史について [健康]

「べにふうき」については、ご理解いただけていると
思いますので、今回は雑学として、その歴史について
少しふれたいと思います。

 
*「べにふうき」をご存知ない方はまずこちら
をご覧下さい。→ べにふうきとは?

べにふうき誕生の元となったべにほまれ自体は、
非常に歴史の古いお茶です。


昭和初期の時代に、日本でも紅茶を作ろうという試みが
行われたそうですが、近代日本茶業の父といわれる多田元吉
という人がインドから持ち帰った種子を育てて、その子孫の
何世代目の人かが開発した優良な改良品種が”べにほまれ
ということです。

アッサム種と呼ばれる大きな樹木がベースになっていると
いうことで、従来の日本茶に比べてカテキンの含有量が非常に
多いことから、緑茶としては飲みにくいので、主に紅茶用
されてきたそうです。

1965年、に鹿児島県枕崎市にある旧、農林省茶業試験場
(現、野菜茶業研究所)で、この”べにほまれ”と
ダージリン系の茶葉を交配させて、国産紅茶の新品種として
誕生したものが現在の”べにふうき”の元になっているそうです


当時はべにふうきという呼び名ではなかったそうですが・・・

でも、その後、1971年に日本にも紅茶の輸入が自由化されて
競争が激しくなり、市場に普及することなく幻の品種として
忘れ去られていたそうです。


そしてその後かなりの期間が経った、1995年に、研究用に
細々と育成していた独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が
”べにふうき”と命名し品種登録したということです。(品種登録4591号)


また、1996年から2000年にかけて、この独立行政法人農業技術研究機構
野菜茶業研究所の研究チームがアレルギー予防食品開発のための基礎研究
を行い、約40品種の茶葉について抗アレルギー作用を検定したところ、
この”べにふうき”の成分であるメチル化カテキンが花粉症やアトピー
などのいわゆる「アレルギー症状」に対する改善効果があることを発見

したということです。

そしてその後に、この研究が発表され”べにふうき”が一躍注目される事
になったわけです。


これを契機に、日本各地の茶産地で”べにふうき”の栽培が始まりましたが、
当初は生産量も少なく幻のお茶とも言われていましたが、2009年頃には
商業的に全国的に行き渡ったようです。

ということで、現在、いろいろな会社がこの「べにふうき緑茶」
を販売するようになっていますが、こちらの製品は、苦味がなく
紅茶風味で美味しいので、私のお気に入りです。
↓↓↓






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